発表会と、緊張のコントール

2021年05月27日 22:49

皆さんこんにちは、上野亜依です♪

いよいよ発表会まで、今日を含めてあと2日となりました!

昨日のレッスンではピアノの蓋をオープンにして、

少し本番のイメージが掴めるようにお辞儀も練習しました。

発表会前、皆さんは予行演習をしていますか?

そろそろ、予行演習をしておくと良いですね!

ご家族に聞いていただいても良いですし、

ぬいぐるみを並べるだけでも少し雰囲気は出ます笑

お辞儀の前とあとは、必ず真っ直ぐ前を見てニコニコしてくださいね♪

<緊張>についてお話ししたいと思います。

発表会と、緊張は必ず合わせてやってきます!

緊張するのが怖い、緊張して失敗したくない!!

こんなふうに考えてしまうこともあるかと思いますが、

緊張しないで弾いても、やはり思った様には弾けないのです・・・

緊張は、英語にすると「テンション」

テンションが下がった状態(リラックスしすぎた状態)では

最高のパフォーマンスは生まれないそうです。

でも、緊張しすぎると、筋肉は強ばり、呼吸も荒く、動悸がしますよね。

そこまでいくと、「過緊張」です!!


⭐️⭐️リラックス→⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ちょうど良い緊張感→⭐️⭐️過緊張


この、「ちょうど良い緊張感」を保って演奏できると、

練習の時よりも良い演奏ができるはず。

緊張をコントロールするポイントは3つあります。

「呼吸」
「笑顔」
「感謝」

まず、過緊張の状態では心拍数や呼吸数、血圧も上昇してしまっています。
血圧や心拍数は、自分で抑えることができません。

呼吸はどうでしょうか。

自分でコントロールできますね☺️✨

3秒かけて吸って、10秒吐く。それからさらにもう5秒頑張って吐き続ける。
これがスタンダードな深呼吸の方法で、何度か繰り返すことで
過緊張を和らげてくれるそうです。

もう一つは

「笑顔」

演奏前のお辞儀の際、顔がこわばってしまう方は多いと思います。

でも、とりあえず笑顔を作ってみましょう!

これは、私が音大を卒業してから実感して実践してきたことなのですが、

最近読んだ本によると、科学的にも立証されている効果があるそうです!

音大の頃の発表会などでは、お辞儀の時に笑顔を作ろうと意識していませんでした。

真面目な顔でお辞儀をしていたものです。笑

変わったきっかけは、自分がお客様の立場の時の「気付き」でした。

いくつもの演奏会を聴きに行きましたが、

演奏前ににっこり微笑んでお辞儀している演奏家の方に対して

聞き手側はとっても好意を持つことに気がつきました。

そして、

私も演奏会の時は、聞いてくれる人に感謝の気持ちを持って、

にっこり微笑んでお辞儀をしよう!と思いました。

不思議と、真面目な顔をしてお辞儀をしていた時よりも

にっこり微笑んでお辞儀をしてからの演奏の方が、楽な気持ちで弾けるのです。


聴きにきてくれた方に、緊張しないの?緊張しなくていいなぁ〜と、言われるのはきっと

とりあえず笑顔のおかげなんだと思います。

「笑顔」で、お客様を味方につけて、応援してもらいましょう!

そして最後は

「感謝」です。

先に少し触れましたが、

自分の演奏を聞いてくれる人への感謝。
応援してくれた家族への感謝。
風邪をひいたり、怪我をしないで今日を迎えられた自分の身体への感謝。
事故に合わず、無事会場へ辿り着けたことへの感謝。

余談ですが

大学時代、ピアノの発表会に向かう途中に車に轢かれたことがあります( ゚д゚)
幸い、肘を強打したくらいでしたが自転車は折れ曲がってしまい、
駅まで歩いたので集合時刻に遅れました・・・

と、まあそんなことってある!?みたいなことも起こりうる中、
無事に健康に舞台に立ち、今聴いてくれる人の前でお辞儀をしている。

それも一つの奇跡です!

そんなあれこれに感謝をして、

あとは楽しく音楽に没頭してくださいね😄


✳︎✳︎✳︎


さて、私の方も忘れ物をしないように、発表会に持っていくものを揃えているところです!
そして自分の演奏も・・・

楽しい発表会になるよう、準備していきますね♪

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