先ほどに続いて、続き物の更新になります。
だいぶ、間は空いてしまいましたが、
自宅練習③では、
「生徒さん自身が考える」
「生徒さん主体でピアノを弾く」
ここへ導くためには・・・?で、続きましたね!
④では具体的なことを書いていきたいと思います。
具体的には、
レッスン前後のアプローチを試していただきたいと思います。
❶レッスンに行く前のお子さんに、
「〇〇ちゃん、何を今週は練習するのか、自分で先生によーく聞いてきてね。
そしてママに教えてね♪」と話をよく聞くよう念押します。
レッスンでインプットしたことを、帰っておうちの方にアウトプットすることで、
習ったことの復習になりますし、
教わる立場であることのあるお子さんは、
お母さんに教える!!と立場が変わるとワクワクしてくれるかも☺️
❷レッスン後
「今日は何を弾いたのか教えてくれる?聞かせて欲しいな」
と、さりげなく復習を促しましょう。
レッスン後は、ピアノの練習をしない子も多いと思いますが
時間的に可能であれば、できるだけ習いたてのうちに、
「何を習ってきたのか?どうやって弾いたらいいのか?」
をお子さん自身が思い出すため、復習していくことは効果抜群です。
❸レッスン翌日、翌々日
「昨日弾いてくれたあれ、あの部分もう一回聞きたいなぁ」
とさらに念押しで復習を。
昨日、レッスンで習って(インプット)、
家では自分からお母さんに教えて(アウトプット)、
この時点で練習するというハードルはかなり下がっているはずです。
わからないところがないので、気軽な気持ちで練習できるのです。
そして、導入期で短い曲をどんどん進めているのであれば、
「今日も新しい曲弾いてみせて」とリクエストしてください。
お子さんが自分で取り組んでくれたら、
まだまだ形になっていなくても、グッと我慢して、
「1曲譜読みできたね!」と事実だけ伝えて認めてくださいね☺️
✳︎譜読みのトレーニングなので、全て完璧に仕上げる必要はありません。
こちらの話はまた、長くなるので今回は簡単に書いておくと、
「譜読みのトレーニング」は数をこなすことが重要
「発表会など本番に向けての練習」は1曲入魂で細部まで仕上げていく
この2つは、習得するものが別なので、練習方法も異なります。
❶〜❸のあと、3日目以降は、
今日はピアノした〜?くらいのお声かけで、
毎日ピアノに触るようにできたら、OKです!
毎日続いていくピアノの練習ですが、
❶〜❸のように、
レッスン前
レッスン後
レッスン翌日、翌々日
この3日間のお声かけがとても大切になります!
脳も身体も新鮮に覚えているうちに、復習することで、
自分がちゃんと覚えていられるので、自分主体で練習することに繋がっていきます😁
それに、覚えているうちにアウトプットさせるとより強固な記憶になるので、
お母さんからのお声かけは少なくて済みますし、
「褒める」にもつながります!
褒めるときは、できるだけ具体的に褒めてくださるとなおgoodです。
もし、
上記のお声かけを続けていく中で、
お母様から言われなくてもお子様自身から「今日やったとこ弾いてみるから聞いててね」
なんて発言が出たら、自主性が育っている証拠ですので、そこもたっぷり褒めちゃってくださいね✨
またまた、次回に続きます!
次回は、レッスン〜レッスンまでの間のよくある練習へ取り組み方について
お話しして、一旦「自宅練習について」は書き終えたいと思います♪